興味があったら飛び込んでみよう・イメージで語られがちな瞑想の基本
- 津野千枝(SVAHA YOGA Founder & Director)

- 1 日前
- 読了時間: 4分
Headspace や Calm などが牽引したマインドフルネスブームを経て、瞑想への純粋な興味は引き続き一般にも広く浸透しています。
それでも、まだまだイメージ優先で体験からの情報が限られるのがヨガや瞑想。久しぶりのサイトブログでは、瞑想についてのキホンの基本をお伝えします
瞑想とは
瞑想とは、心を鎮め、今に気づく練習です。
「無になる」ことを目指すというイメージが強いようですが、実際は呼吸や身体感覚を通じることからスタートしていきます。そこで浮かんでくる思考や感情に気づき、手放していくことにより、心の静けさを育てていきます。
瞑想のゴール
古代のインド人にとっては「輪廻転生から解放されること」つまり「解脱」です。
ただ、そもそも輪廻を信じてるかどうかもそれぞれな現代人にとっては、必ずしも同じゴールではなくて良いと私は思っています。パフォーマンスアップでもメンタルヘルスでも何でもいいのではないかと。
瞑想は、ヨガという心身鍛錬のメソッドのうち最も古い実践。宗教的な願いがなくても、心と体に何らかの意味があるから、はるか昔から続けられてきたはずなのです。きっと「今より少しでも良くありたい」という気持ちを支えて、導いてくれるものだと思っています

ヨガの瞑想について
ヨガの瞑想方法は「一点に集中する」のみと思われている方も多いのですが、実はそれは古典ヨーガというスタイルにおける「集中(Dhāraṇā)」という実践です。
ヨガはいくつかの系譜が並行して発展した歴史があり、現在行われているヨガは、それらのハイブリッドとも言えるもの。
身体を動かすハタヨガの系譜では、呼吸・身体・感覚やエネルギーの流れを通して意識を拡げていく様々な瞑想方法が伝えられています。しかしいずれにせよ、思考を無理に止めるのではなく、浮かぶ考えや感情を観察し、そこにとらわれない心の状態を育てることが重要な部分です。
集中瞑想、マインドフルネス瞑想、長いヨガの歴史の中では両方の瞑想スタイルで様々な種類の瞑想が生み出されてきました。色んな方法を試していいし、誰でも今日から始められる実践です。
瞑想にまつわるよくある誤解
「雑念は悪い」→ 雑念は自然なもの
瞑想中に思考が浮かぶのは当然です。無理に消そうとせず、気づいて優しく呼吸に意識を戻すことが大切です。
「いきなり無になる」→ 段階的なプロセス
瞑想は筋トレと同じで、続けることで少しずつ深まります。最初からうまくいかなくても、それが普通です。
「リラックスだけが目的」→ 気づきを育てる実践
リラックスは副産物。本質は、心の動きに気づき、自分を客観的に観察する力を養うことにあります。
「長時間やらないと意味がない」→ 短時間でも効果的
1分でも5分でも、継続することに価値があります。毎日短時間続けることが、何より重要です。
瞑想を行う際の注意点
安全な環境で行う:
静かで落ち着ける場所を選び、座り心地の良い姿勢を整えましょう。
食後すぐは避ける:
満腹状態では集中しにくいため、食後1~2時間空けるのが理想です。
自分を評価しない:
「うまくできた/できなかった」と判断せず、ありのままの状態を受け入れましょう。
気分が悪くなったら:
長時間の座位や急な姿勢の変化により、めまい・冷や汗・吐き気・失神(気を失うこと)などが生じることがあります。これは迷走神経反射と呼ばれ、通常少し休めば良くなるものですが、我慢せずに前兆を感じたら無理せず横になる等して休みましょう。瞑想後は急に立ち上がらず、ゆっくりと動き始めてください。
精神的な不調がある場合は専門家に相談:
トラウマや精神疾患の症状がある方は、医師やカウンセラーの指導のもとで行うことをお勧めします。
瞑想にチャレンジしてみたいなら
スヴァーハでも金曜夜クラスでビギナー向けの瞑想を取り入れたクラスを行っています。
やさしいフローヨガの前後に、呼吸瞑想やボディスキャン、ヨガニドラーなどのガイド瞑想、時にはマインドフルネス瞑想にもトライします。指導者と一緒に安心して行いましょう。
オンライン受講も可能です(カメラオン推奨・オンライン希望の方は当日のお昼までにご予約ください)






コメント