act for our community
スヴァーハではヨガマットの外でもヨガの理念を体現する
健康的かつ倫理的なライフスタイルおよび社会の実現のためアクションを行っています。
チャリティ・寄付活動
CHARITY & DONATION
WHY WE ACT
ヨガによる究極的な目的は「精神の至福(ニヒシュレーヤサ)」です。一般的にヨガと言ってイメージされる身体運動を含むハタヨガや呼吸法,瞑想などは,その目的に近づくための実践方法の一部です。
近年,ハタヨガや瞑想が備える健康および美容への効果が注目されています。単に個人が実感するだけに留まらず,科学的なエビデンスも発表されています。ヨガ独自の実践方法による効果が多くの人の生活の質や人生の満足度に寄与することは,とても素晴らしいことです。
では,何らかの事情でヨガにアクセスできない人がいたら?
わたし達は偶然ヨガと出会い,そこから多くを学び,受け取り,人生をより良いものにしようとする力を育んできました。そして,精神の至福とは自分ひとりだけが幸福であれば得られるというものではありません。
ヨガをきっかけに自分たちが得た,ひらめきや喜びのような何かを,ひとりでも多くの人と分かちあうために,ヨガマットの上だけではなく,マットの外でもできる限りのアクションを起こし,実現していきたいと考えます。
GENDER EQUALITY
スヴァーハがジェンダー平等をテーマにし,女性を対象にした支援を行なうのは単に現在のヨガ人口のほとんどが女性だからという理由ではありません。社会が良い状態であるためには,あらゆる差別を少しでもなくしていくことが重要で,性別を問わないwell-beingが求められています。
世界経済フォーラムが発表するジェンダーギャップ指数のランキングでは,日本は常にG7最下位です。そしてヨガの故郷であるインドは現在のところ,それ以下の順位に位置しています。このランキングがすべてではないにせよ,好ましい状況とは程遠いことは否定できません。
ヨガは,人がより良く生きるための非常にすぐれたメソッドですが,ジェンダー平等がその必須要素であるという考えがない時代に成立しました。そのため,この問題について具体的な対策を持ちません。かし21世紀に世紀に生きるわたし達は,性差別が当然のように蔓延る社会に生きることそのものが「精神の至福(ニヒシュレーヤサ)」を妨げるものだとすでに気付いています。
幸いなことに,ヨガの思想はジェンダー平等実現のヒントにもなり得ます。未来のニヒシュレーヤサのために積極的にこのテーマについて考え,女性に限らずすべての人が差別されることなく,健康で幸福である権利を誰からも侵害されない社会であることを心から望みます。そして,わたし達はその想いに基づいて行動していくつもりです。